8月初旬がすぎました。
気がついたらもうお盆も間近に迫っています。
今年の夏も暑いですが、花火の鑑賞に行きましたか?まだ今年花火をみていない人は、まだまだ北九州、そして北九州周辺の花火大会が残っているのでぜひ出かけてください。
そして花火をまだまだ楽しみましょう。
さらに花火を楽しんで見たいと思っているのにオススメなのがちょっとした花火のウンチク。
今回はあの「かぎや、たまや」といった掛け声にある秘密について解説してみます。
まだまだ北九州の夜の花火大会が熱い!
やっと3分の1夏がすぎました。
でもまだまだ夏真っ盛りで暑いひ日が続いています。
そしてこの夏、北九州では毎年恒例のように色々な花火大会が開催され終了しました。
ただまだ花火大会は残っています。
そしてその中で私が注目しているのは門司、下関で行われる「関門海峡花火大会」です。毎年たくさんの花火が打ち上げられて多い盛り上がる花火大会が今週に迫っています。
関門海峡花火大会の詳しい内容はこちら
kitakyushuhanabi.hatenablog.com
ところでまだ残っている北九州の花火大会を楽しむには色々な方法がありますが、あなたは何か方法考えていますか?
もしも普通に花火をみにいくと考えた人がいたなぜひ花火のうんちくを一つ覚えてみませんか?
今回は花火大会に行って誰もが聞いたことある言葉。
そう「かぎや」、「たまや」という掛け声。
花火大会にいったことがあればいつのまにかわからないけど叫んだことありませんか?
実は私も自分でこのウンチクを調べるまで全く意味を知りませんでした。
でも花火をみにいくと周りのみんな人たちが叫んでいるのでついつい一緒になって叫んでいました。
実際「たまや」、「かぎや」という言葉、両方ともに隠された意味があるんです。
あなたは知っていましたか?
だから普段花火を見るときに叫んでいるあの二つの言葉の意味を調べて見ました。
北九州の花火大会で使う「たまや」、「かぎや」の言葉の意味?
北九州の花火大会だけでなく、どこの花火でも叫んでみたい掛け声「たまや」、「かぎや」。
あなたこの言葉にどんな意味があるのかご存知ですか?
誰もが自然と聞いたり叫んだりするようになる打ち上げ花火の時の掛け声。
「たまや?(玉屋)」だったり「かぎや?(鍵屋)」という言葉。
どんなウンチクか紹介します。
実はこの二つのかけ声ですが、東京の両国の川開きで人気を競いあった花火師の屋号から由来した掛け声だったのです。
あなたはこのことを知っていましたか?
正直いうと私は全く知りませんでした。
だって北九州に暮らしているからので東京のことは知りません。
よく叫ぶ「たまや」という掛け声、これは実は鍵屋という花火屋で番頭を務めていた腕のよい職人の清七が独立して作ったお店の屋号だったんです。
この玉屋ですが、鍵屋という花火屋から暖簾分けしてもらった分家だったんです。
だから北九州で私たちはなんと花火屋の分家の屋号をただ叫んでいただけだったんです。
初耳じゃないですか?
さらに鍵屋、玉屋の屋号にも逸話があり、昔から鍵屋にあった守り神の鍵屋稲荷の祠に祀られている狐の持ち物からつけられたと言い伝えがあるそうです。
守り神の狐の手には「鍵」、そしてもう一方には擬宝珠の「玉」があり、二つが屋号の由来ではないかとされています。
そしてこの玉屋ですが、1810年から両国の川開きで鍵屋とともに花火製作を行ない、とても有名な花火師だったそうです。
この時代にはさらに「玉やだと 又またぬかすわと 鍵や云ひ」と川柳でも紹介されたようであり、このころは本家の鍵屋以上に人気があったようです。
ただ残念なことに1843年に火事を起こし、この火事が原因で玉屋は江戸から追放されてしまったようです。
今もこのころの名残で「たまや(玉屋)」という掛け声は残っています。
ただ人気花火師であった玉屋自体は、火事のせいでもうなくなってしまっています。
でも一方で鍵屋は、今も存在する由緒ある花火屋であり、現在は15代まで受け継がれている名門花火店のようです。
どうですか?
ちょっと知ったらなかなかいいウンチクと思いませんか?
でもこれで「たまや」、「かぎや」の掛け声の由来が分かりましたね!
実は私たちは花火の屋号を叫んでいただけだったんです。
このウンチク話を聞いてあなたならどちらの掛け声を使いますか?
「たまや」ですか、それとも「かぎや」?
私なら・・・・
残りの夏北九州の夏の花火を楽しみましょう!